パチンコ、パチスロ 経営、開業塾 - 設備投資について
~パチンコ、パチスロ店を経営する場合、建物や駐車場は別にすれば、最も重要な設備投資はパチンコやパチスロの遊技台になっています。1店舗あたりの遊技台数は平均250台で、大型店になれば600台を超えて、超大型店として1000台超の店舗も存在します。
パチンコ1台あたりの購入費用は約13万円~16万円、パチスロ機では約40万円前後が相場です。これに台数分をかけた金額が設備投資費用として必要になってきます。更に、パチンコ業界では台の流行り廃りが激しいため、最低でも年1回以上のペースで新台に交換していかなければ顧客からの支持を維持することは難しいでしょう。そこへきて、平成10年4月からの税制改正により、少額償却資産の一括損金算入がそれまで20万円未満だったものが、10万円未満に引き下げられたことがパチンコ業界には大きな痛手となっています。
どういうことかと言うと、それまで購入価格10万円台のパチンコ機が消耗品費として1年間で全額経費処理できたものが、税制改正以後は資産扱いとなったので、3年間で減価償却することになりました。これは決算時の黒字額が増加して税負担が大きくなることを意味しています。
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